2026年10月1日の朝。 冷たい風が森を吹き抜けると同時に、 生活者ネコたちの首元を締め上げるような知らせが 森じゅうを駆け巡った。
今日から、森の高速道の通行木の実が値上げされ、 ガスの基本木の実も上がり、 加熱式たばこ葉の税も増え、 3,000品目を超える加工食や調味葉が 一斉に値上げされた。
さらに、森の銀行は家のローン木の実を引き上げ、 生きて息をするためのあらゆるコストが 四方八方から包囲網のように ネコたちの家計に襲いかかってきた。
スーパーの棚の前で、 数粒の木の実の値上がりに立ちすくむネコたち。
「節約の工夫を」と無邪気に呼びかける 森のテレビ鳥。
だが、森の仲間たちは気づいていた。
これは節約の問題ではない。 巨大なペテンの問題だ。
🐈⬛ 六公四民——ネコたちはすでに“家畜以下”の収奪を受けていた
森の仲間たちは、 汗水流して稼いだ木の実の6割以上を 森にむしり取られていた。
- 給料袋から抜かれる所得木の実
- 住民木の実
- 毎年こっそり増える社会保険木の実
- 買い物のたびに10%の消費木の実
- ガソリン木の実、家の固定資産木の実
- 電気代に紛れ込む再エネ木の実
稼いだ木の実の六割が森に吸われ、 残るのは四割。
江戸の森で一揆が起きた「五公五民」すら超え、 現代の森は完全に 六公四民 の領域だった。
🐾 社会契約の詐欺——六割取って、穴だらけの道を走らせる森
本来、木の実を差し出す代わりに 森が提供するはずだったのは、
- 安全な道
- 冠水しない堤防
- 治安
- 最低限の生活保障
という文明の土台だった。
だが現実はどうか。
森の道は穴だらけで、 雨が降れば山は崩れ、川は溢れ、 排水ポンプは動かず、 台風が来るたびに森は泥水に沈んだ。
復旧工事の木の実すら足りないと言いながら、 高速道やガスの利用料だけは さらに値上げしてネコたちにツケを回す。
取るものだけ取り、 約束したインフラは放置。
これは統治ではない。 森ぐるみの詐欺だった。
🐈 盗んだ木の実から小銭を恵む、政治ネコの傲慢
森の政治ネコたちは、 年間何百粒もの木の実を強制的に奪っておきながら、 選挙が近づくとこう言った。
「定額減税4粒をあげます」 「低所得ネコに給付金を配ります」
森の仲間たちは怒った。
「それは、強盗が財布から全財産を抜き取ったあと 千円札を一枚投げて 『帰りの電車代を恵んでやったぞ』 と言っているのと同じじゃないか」
政治ネコたちは、 奪った木の実を少し返して恩を着せる 盗っ人猛々しい態度を隠そうともしなかった。
🦊 無税貴族と、口座を凍結される奴隷ネコ
森の腐敗は極点に達していた。
一般のネコは、 数粒の申告漏れで税務イタチに呼び出され、 追徴木の実を取られ、 納税が遅れれば口座を凍結される。
その一方で政治ネコたちは、
- 裏金を懐に入れ
- 帳簿に載せず
- 税も払わず
- 「秘書がやった」と言い逃れ
- 逮捕もされず
- 追徴木の実も払わない
さらに、 親の政治団体の名義を子に書き換えるだけで 数千粒〜数万粒の政治木の実を 相続税ゼロ で丸ごと世襲した。
森の仲間は震えた。
「これはもう、封建社会の身分制度じゃないか」
🐾 家畜以下の扱い——森はいつからこんな国になったのか
家畜ですら、 飼い主は小屋を修繕し、 嵐の前に補強し、 餌を与える。
生かしておかなければ利益にならないからだ。
だが森の政治ネコたちはどうか。
- 小屋(インフラ)は穴だらけ
- 雨が降れば冠水して放置
- 餌代(生活費)は値上げ
- 老後の餌は「NISAで自分で増やせ」と突き放す
小屋も直さず、餌もやらず、 ただ血と肉だけを吸い尽くす。
森の仲間は思った。
「私たちはいつから、 家畜以下の奴隷にされたのだろう」
🐈⬛ 節約のチラシではなく、主権者の怒りを握りしめよ
スーパーのチラシを眺め、 数十円の特売品を探すネコたちの姿は 痛ましく、尊い。
だが森の仲間は気づいた。
握りしめるべきは、 節約のチラシではない。
「なぜ、真面目に生きている私たちが こんな惨めな思いを強いられるのか」という 主権者としての怒りだった。
道路に穴を開けたまま値上げを通す森。 奪った木の実を少し返して恩を着せる政治ネコ。 裏金を作り、無税で権力を世襲する特権階級。
森の仲間は静かに、しかし強く言った。
「私たちは家畜ではない。 この森の本当の主権者だ」
理不尽な収奪を「仕方がない」と受け入れるのを もうやめよう。
奪われた生活と尊厳を取り戻すための 静かで消えない怒りの炎を、 いまこそ心に灯すのだ。
森の風は冷たく吹いた。
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