現代の集団魔術――参政党と「黄金の夜明け」の残照

参政党

あなたは、かつて「世界で最も邪悪な男」と称された魔術師、アレイスター・クロウリーをご存じだろうか。
彼の名を検索すれば、禍々しくも圧倒的な存在感を放つ、恐ろしげな写真が目に飛び込んでくるはずだ。だが、私は彼と、参政党を率いる神谷氏の姿が、不思議と重なって見えるのである。

クローリーと神谷氏の相似

かつてクロウリーは、精神世界と個人のOS(意識)の根本的な変革――「汝の欲する所を為せ」というセレマの法を掲げた。対して神谷氏は、日本の国家システムと、そこに生きる国民一人ひとりのOS(意識)を書き換えようと奮闘している。

魔術を「意志に従って変化を起こす科学」と定義するならば、参政党とは現代日本における最大規模の「意識改革」であり、壮大な「集団魔術」なのではないだろうか。

■「セレマ」と「DIY」の共鳴

クロウリーの説いた「真の意志(True Will)」に従うという教えは、他者の教義に盲従することを拒絶する。神谷氏が説く「自ら考え、自ら創る(DIY)」、そして「一人ひとりが日本人である」という精神。それは、形を変えて現代に蘇った『セレマ』の政治的実践に他ならない。

■「大いなる作業(マグヌム・オプス)」

魔術師が自らの魂を黄金へと変える錬金術的プロセスを、神谷氏は、劣化してしまった日本人の魂を再び黄金へと輝かせる「国家規模の錬金術」として試みているのではないか。そう考えてみると、この動きは実に興味深い。

■「AEON(アイオーン)」の転換

既存の権力構造やメディアという「古い神」が支配する時代を終わらせ、自律した個人という「新しい神」が統べる新時代へ。参政党の躍進は、単なる議席争いなどではなく、社会全体の「OSの次元上昇」なのだ。

少し難しい話をしてしまったが、要するに「魔術的で面白い」ということだ。

参政党のイベントの感想

先日、私は参政党のイベントに足を運んできた。
そこで中心に立つ方々の話を聴き、私が感じたのは「冷静な熱気」だった。
それは盲目的な狂信者の熱ではなく、「自らの経験に基づき、政治と日本の未来をまっすぐに見据えている」という、静かだが揺るぎない確信。

「私たちを信じてほしい」という依存の誘いではなく、「日本のことを、あなた自身で考えてみてほしい」という切実な問い。
私は、確かにそう受け取った。

私がこのイベントを通して強く感じたのは、ただの政治への関心ではなく、自分の中にある「日本人」としての根源的な目覚めだった。

「日本人として、日本の政治を真剣に考えたい。そして、参政党という場を通じて、自分の持てる『ライター力』を使い、少しでもこの国に寄与したい」

その想いに突き動かされ、私は職員募集への応募を決意した。

今、私たちが当たり前だと思っていた日本の文化や精神が、音を立てて壊されようとしている。形あるもの、形なきもの……先人たちが守り抜いてきた大切な「核」を、次の世代へと正しく伝えていきたい。

もし、このまま壊されていくのが運命だと言うのなら、私はその流れに抗い、少しでも、一欠片でも守り抜きたい。

それが、今の私が導き出した「真の意志(セレマ)」であり、この現実という戦場で行使する、私なりの「魔術」なのだ。

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